卵アレルギーでも大丈夫。ダッチオーブンでバターたっぷりのパンを焼こう!

卵アレルギーでも大丈夫。ダッチオーブンでバターたっぷりのパンを焼こう!

キャンプにいったら必ず作るダッチオーブンのパン。ふかふかのバターたっぷりの焼き立てパンは最高!家で食べてももちろん美味しいのですが、いつもと違う自然の中で食べると更に美味しいですよね。レシピを探すも、必ず入っているのが卵。。。。確かに卵が入っていると美味しいです。でも卵アレルギーの息子には食べられないのです。ならば、卵なしで作っちゃえ!ということで我が家流レシピを考えてみました。キャンプは出発前の食材の準備が大変なので、生地作りはホームベーカリーを活用して時短します。卵アレルギーではない方も是非試してみてください!

材料

強力粉 280g
バター 50g(10個くらいに小さく切る)
牛乳 200ml
三温糖 大さじ3
塩 小さじ1
スキムミルク 大さじ1
ドライイースト 3g

出発前にやること

季節によって、また、キャンプ中のどのタイミングで焼くかによって、前日から冷凍が必要なことがあります。今回は冬の寒い日で、かつ、キャンプ場に到着したその日に焼く場合をご説明します。季節による手順は下記の「パン生地の運び方と解凍」を参照してください。

(1) 出発日当日朝にホームベーカリーにすべての材料を入れてスイッチON。一次発酵まで終わらせます。出我が家の場合、1時間45分かかるため、朝起きたら最初にホームベーカリーをセットします。
(2) ダッチオーブンに底網を置き、その上にクッキングシートをセットします。焦げつき防止のため底網があるとベストですが、なくても大丈夫です。
(3) 一次発酵が終わったら、生地を12等します。ダッチオーブンに並べて、そのままキャンプ場へ運びます。運んでいる間に二次発酵が進みます!朝の出発前、ここまで15分くらいの作業時間です。

焚き火で焼いてみよう!

家を出発して焼くまでの8時間の間にこんなに二次発酵が進みました。ダッチオーブンの蓋をして焚き火で焼きましょう。

下火は直火で、上火は蓋に炭を置いて焼きます。何度焼いてみても難しいなと思うのが火加減です。めらめら燃えている強火よりも、弱火の方が焦げつかないでよいのですが、焚き火の火力調整は難しい。。。焚き火は火力が強いと考えて、直火で焼くのは短時間、その後は焚き火から下して余熱で焼くと焦げずにしっとりと焼き上がります。焼き時間の目安は直火で5分、火から下して12分放置して出来上がり。時々蓋を開けて覗いてみて焼き色が足りないようでしたら、上火に炭を足して様子を見つつ時間を調整してください。

ダッチオーブンパン

パン生地の運び方と解凍

キャンプ初日に焼く場合:
春・夏は出発前日に生地を作り、一次発酵を終えた段階で成形して冷凍しておきます。翌朝、出発前にダッチオーブンにセットして、そのままキャンプ場に運びます。キャンプ場で設営が完了して焚き火をおこし一息ついた頃には自然解凍と二次発酵が済んでいるので、焼くにはちょうど良いタイミングです。
秋冬の場合は、朝、仕込んで冷凍はせずそのままキャンプ場に運んでちょうどよく二次発酵が済んでいます。
キャンプ2日目に焼く場合:
季節を問わず、出発前日に冷凍しておいた生地をクーラーボックスに入れて、冷凍した状態でキャンプ場に運びます。徐々に解凍されるので正確には冷凍した状態ではないですが、もし真夏の連泊キャンプであれば、前半・後半でクーラーボックスを分けている方が多いと思いますので、後半のクーラーボックスに入れてなるべく解凍されない状態をキープしましょう!
2日目の朝に焼く場合は、真夏なら寝る前に冷凍した生地をダッチオーブンにセット、秋冬ならばもう少し時間を早めて夕方頃にセットすると、寝ている間に自然解凍と二次発酵が済みます。1.5倍くらいに膨らむはずですが、秋冬はそこまでは難しいので、暖かい場所に置いて二次発酵を加速させることもあります。気温によって調整してみてください。

食べ方

ぜひホカホカの出来立てを食べてください!もともとバターたっぷりな上に更にバターを付けて贅沢にいただくのが我が家流。カロリーのことはいったん忘れます^^ジャムをつけても美味しいです。BBQしたお肉とレタスをはさむのもなかなかですよ!生地を成形する時にバター5gくらいを包んで焼いたらどうなるかなと今度試してみようと思います。皆さんもアレンジして楽しんでください!